応募書類のポイント

書類選考は転職活動における最初の関門です。採用の担当者に会ってみたいと思わせる書類を作ることが選考突破の鍵となるのです。転職活動の初めに立てた目標を満たす企業に対しては、意識せずともそんな書類が作れるでしょう。ここでは履歴書と職務経歴書にわけ、書類選考を通過する書類について考えていきましょう。

人材紹介の登録の仕方

1. 日付
郵送する場合は投函日、持参する場合は持参日とし、元号で記入する。
2. 写真
文字よりも強い印象を与えます。暗い印象になりがちなスピード写真よりも、写真屋など、人の手による撮影の方が良い写真が撮れます。
3. 学歴
年度は元号で書きます。小中学校は卒業年月のみ、高校以上は入学と卒業の両方を書き、「同校同学科卒業」などの表記は使用しない方が良いでしょう。
4. 職歴
全ての入社・退社を記入します。キャリアがわかるように、会社の事業、所属部署、役職、簡単な業務内容を入れるとわかりやすい履歴書になります。
5. 免許・資格
今までに取得した資格を記入します。数が多い場合は業務につなげられるものを優先的に書き、現在勉強中のものや退社により抹消となった社内資格などを書いても良いですが、備考欄があればそこに書くようにすると、より見易くなるでしょう。
6. 志望動機
特に重視される項目。なぜその企業を選んだのかを具体的に記載します。大事な項目なので、将来性、安定性といった決まり文句は使わずに自分なりの言葉で書いた方が印象に残ります。

添え状の書き方

用紙
A4用紙一枚で収める
書式
添え状はスタンダードなビジネス文書の形にしましょう。
文面
冒頭部分:発送日(履歴書と揃える)・宛名(封筒と揃える)・発送人
本文:件名・時候の挨拶・求人情報をどこで知ったか・希望職種・同封した書類・面接の依頼を記述します。 履歴書に書ききれなかった志望動機を書いても良いが、内容はシンプルなものにし長々と書き連ねたりしないようにしましょう。

書類の完成

履歴書・職務経歴書が揃って応募書類となります。どちらかが良ければそれで通るものではありませんから、双方をよく確認し、自分の経歴・意欲が担当者に伝わるかどうか考えて書き、送付・提出しましょう。